中小病院における薬剤師不足が依然として深刻な状況にあることが、秋田市で開かれた日本病院薬剤師会東北ブロック学術大会のシンポジウムで報告された。一方で、2026年度診療報酬改定で新設された「病棟薬剤業務実施加算1(週1回300点)」の算定を通じて人材確保につなげようとする動きも出ている。
現場では採用難と人員不足が続く。南相馬市立総合病院(180床)では薬剤師11人が勤務する中、薬剤部の國分広志氏は「欠員が1人いて、病院経営も赤字続きとなっている」と厳しい現状を説明しつつ、「昨年度は薬剤師を補充できなかったが、現在2~3人を補充する方向で検討しており、病棟加算300点の業務を積極的に進めていきたい」と加算算定への思いを語った。
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