
「香調」の「島津ガスクロマトグラフ誕生70周年」特別ラベル缶と島津のガスクロマトグラフ第1号「GC-1A」
島津製作所は13日、三重県伊勢市のビールメーカーであるISEKADOと共同開発したクラフトビール「香調(こうちょう) BREWED ON SCIENCE by ISEKADO and SHIMADZU Innovation 1」(香調)の「島津ガスクロマトグラフ誕生70周年」特別ラベル缶が、15日から3000本限定発売となると発表した。
香調は、野生の木瓜(ぼけ)の実に含まれる「BOKE酵母」を使っており、分析計測機器およびクラフトビールのメーカー同士による日本初のコラボレーションビールとなる。特徴的な香りを生かしつつ、ドライさとバランスを感じられる味わいとなっている。
今回の発売に当たって、世界最高の感度を持つガスクロマトグラフ(GC)である「Nexis GC-2060」(今年3月発売)で「香調」を分析すると、一般的なビールと比べ、バラのような甘い香り成分(フェネチルアルコール)をより多く含んでいることが判明した。
香調の「島津ガスクロマトグラフ誕生70周年」特別ラベルは、ISEKADOのウェブサイトと直営店で購入することができる。
食品・飲料の味や香りの研究や品質管理には、人の感覚による官能評価と共に、液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)やGC、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)などの機器分析が用いられている。
同社とISEKADOは「香調」開発に際し、原料や醸造を同じ条件にした酵母4種類を使ったビールの香り成分と代謝成分を同社の分析機器で調べた。2024年1月発売時に即日完売するなど好評を博し、昨年2月に続く2度目の再販となる。
1952年に世界で初めてガスクロマトグラフィーが発明された4年後に同社はガスクロマトグラフ「GC-1A」を開発した。翌年の発売開始時には、当時の本社ビル(現フォーチュンガーデン京都)に「日本初のガスクロマトグラフ展示」と記した垂れ幕を吊るした。
以降70年にわたり同社のガスクロマトグラフは、社是「科学技術で社会に貢献する」を象徴するように、化学、環境、エネルギー、食品、医薬、材料など様々な現場で使われている。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499




















