
ENDOEYE FLEX 3D 先端湾曲ビデオスコープ「LTF-S700-10-3D」
オリンパスは9月から、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE III」に対応したENDOEYE FLEX 3D 先端湾曲ビデオスコープ「LTF-S700-10-3D」を、日本および欧州で発売する。同製品は、1本のスコープで4K、3D、IR(赤外光)観察などを実現し、多様な観察ニーズに応えている。これにより、より効率的で質の高い内視鏡外科手術をサポートしていく。
同社はこれまで、先端湾曲ビデオスコープ「ENDOEYE FLEX」シリーズを展開し、術者が必要な視野を柔軟に確保できる環境の提供に取り組んでいる。今回発売する同製品は、先端湾曲機能に加え、4Kや3D、IR観察など、多様な観察モードに対応している。術者による血流や組織構造の正確な把握をサポートし、手術の効率化と術者の負担軽減に貢献すると共に、患者にとって低侵襲で安全な内視鏡外科手術の実現を図ることができる。
同製品は、「VISERA ELITE III」と組み合わせることで、従来製品のHD画像と比較して、より高精細で鮮明な4K画像の取得が可能となっている。また、白色光観察や3D観察、IR観察、YE(Yellow Enhancement)モードなどの機能が搭載されている。従来は手技や観察目的に応じてスコープを使い分ける場合があったが、同製品は1本のスコープで幅広い観察ニーズに対応可能となっている。
また、「ENDOEYE FLEX」シリーズの特長である先端湾曲機能により、先端を上下左右に最大80°まで湾曲でき、様々な角度から対象部位を観察できる。狭い術野でもスコープや他の処置具との干渉を抑えながら、多方向から視野を確保でき、スムーズな手術進行に貢献することができる。
さらに、腹腔内へスコープを挿入する際、外気との温度差によってレンズが曇ることがあるが、同製品はスコープ先端部にヒーターを搭載し、先端部が一定以下の温度になると自動で温める。これにより、レンズの曇りを軽減させ、クリアな画像が取得できる。
同社執行役員サージカルビジネスヘッドの松本勘一氏は、「同製品は、外科医が必要とする視認性を1本のビデオスコープで実現できるよう開発しました。これにより、効率的で精度の高い手技をサポートすることが期待されます」とコメントしている。






















