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進まない抗癌剤の後発品使用

2009年7月13日 (月)

◆抗癌剤の後発品使用があまり進んでいないという話を耳にした。中でも、国立がんセンターなどは、国から後発品を一定割合使用するよう求められているものの、最も多く使う抗癌剤の後発品の選択肢が少ないため、頭を抱えているという
◆抗癌剤など医療上シビアな医薬品は、原料が高価なため、売れ残った場合のリスクが大きい。また、副作用により命を落とすこともあり、安全上のリスクもある。MRの教育費にコストがかかるという側面もある。そのため、こうした医薬品に対する後発品メーカーの取り組みは、腰が引けている状態のようだ
◆しかしその一方で、政府が掲げる「後発品数量ベース30%」という旗のもと、余分なコストがかからず、安全上のリスクもそれほど高くない“おなじみの医薬品”の販売には、積極的な姿勢がうかがえるのは気のせいか
◆仮に、後発品メーカーの姿勢が“政府の施策を利用するだけ”というものであるとすれば、先細りになるのは目に見えている。医療の一翼を担っているという自負がなければ、30%の先にある、さらなる使用促進のハードルは高くなる一方だ。




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