TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

医薬品の患者満足度‐効果は満足、価格に不満

2006年10月26日 (木)

岩井氏
岩井氏

 日本製薬工業協会の医薬産業政策研究所が日本、米国、イギリス、ドイツ、フランスの患者を対象として、医療に対する患者の満足度などを調査したところ、医薬品に対する満足度が、医療に対する満足度に強く影響していることが、5カ国共通の要因として浮かび上がった。患者は医薬品の効果等には満足しているものの、価格には不満を持っているとのデータが示された。

 成績は、医薬産業政策研究所が25日に開催したフォーラムで、岩井高士主任研究員が発表したもの。調査は、各国500人の医療消費者(医療従事者以外に過去5年以内に医療機関にかかったことがある人)を対象に、インターネットを利用して行われた。

 医薬品に対する満足度では、「のみやすさ・使いやすさ」の項目が最も高く、回答率はフランスで81.6%、米国79.0%、イギリス78.8%、日本62.0%、ドイツ57.8%であった。「効き目」は、フランス80.2%、ドイツ75.8%、イギリス72.4%、日本は54.8%となった。さらに「品質」は、米国が77.4%、イギリス72.2%、ドイツ63.4%、日本は61.8%であった。

 このように医薬品の“性能”に対する満足度は比較的高いが、国同士で比べると、日本がやや見劣りする結果になっている。

 その一方で、医薬品の価格に対しては、5カ国とも不満が現れている。不満足との回答率が、ドイツで50.2%、米国は40.6%、日本34.4%、イギリス33.0%、フランス31.2%という状況である。

 ただし岩井氏によれば、医薬品の満足度に影響する項目としては、各国とも共通して「効果」が最も大きく、「価格」は比較的弱いという。

 また調査結果から、医薬品の満足度に影響する日本独自の要因として、「医薬品の安全性に対する満足度」の大きいことが明らかになり、患者に対する安全性情報提供の重要性も示唆された。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬事日報 薬学生新聞デジタル
薬業界ニュース解説
薬事キーワード解説
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS