厚生労働省は、医療用非ステロイド性鎮痛消炎貼付剤の規格(1枚の大きさ)について、医療上の必要性が明らかなものを除き、現行のパップ剤3規格、テープ剤2規格以外は、新たな承認、薬価収載を行わないことを、日本製薬団体連合会に通知した。
医療用非ステロイド性鎮痛消炎貼付剤については、パップ剤が「7cm×10cm「10cm×14cm」「14cm×20cm」の3規格、テープ剤は、「7cm×10cm」「10cm×14cm」の2規格を原則として承認し、薬価収載している。
ただ、規格が必要以上に多様化した場合、品揃えのための在庫管理など、医療関係者の負担増につながることが懸念されており、そのための配慮として、承認、薬価収載上の取り扱いを明確化した。