TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【文科省】「疾患関連遺伝子研究」‐3疾患領域の研究推進へ

2009年08月14日 (金)

 文部科学省は、2008年度から始まった「個人の遺伝情報に応じた医療の実現プロジェクト」(第2期)をさらに推進するため、「疾患関連遺伝子研究」を3疾患領域で開始する。

 プロジェクトは、第1期を03年度から07年度まで実施。第1期では、対象とする生活習慣病等の疾患について、66機関の協力を得て、東京大学医科学研究所のバイオバンクジャパンが、30万症例に及ぶDNAなどの試料・臨床情報を収集。さらにこの試料を用い、理化学研究所がSNPタイピング・解析を行った。

 08年度から始まった第2期は、引き続きオーダーメイド医療を実現するため、第1期で構築したデータや資源を円滑に最大限活用するため、バイオバンクの安定的な維持・運営を図り、疾患関連遺伝子研究を推進していくことを目指している。

 今回の「疾患関連遺伝子研究」では、第2期終了までの5年間に、主なバイオバンク収集疾患について、疾患関連遺伝子の特定を達成し、順次、関連SNPの医療応用を行うことを目標にしてる。

 09年度は、国民の健康に特に大きな影響を与える、▽肝臓関連疾患領域(B型慢性肝炎、C型慢性肝炎、肝硬変、肝癌)▽産婦人科関連疾患領域(子宮筋腫、子宮内膜症)▽骨・筋肉関連疾患(骨粗鬆症、筋萎縮性側索硬化症、関節リウマチ)--の3領域を進める。

関連リンク


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術