◆政権交代を目指す民主党と、政権を死守したい自民党ともに、これまでの社会保障施策を反省し、特に医療制度の立て直しなど社会保障関係の充実を訴え、選挙戦の火蓋が切られた。現職4人の薬剤師候補も地元で支持を訴えている
◆ところで、今週末に日本薬剤師会通常総会が開催される。今年2月の総会時、紛糾したものの議長提案により議事運営委員会の下に設置された「日薬会館(仮称)」調査研究検討会は、7月には正式に特別委員会へ昇格。建設に向け検討を進めているようで、当日の議題の一つだ
◆会館は延べ床面積1000坪、6階建てで土地代14~34億円、建物10億円程度が見込まれる。建設費は約11億円とされる医薬分業事業等積立資産等と借入金で賄う。借入金の返済は現在の借室料1億円で支払う案が出されている
◆6月調査で47県薬のうち「新たな負担を求めない」前提で32県は建設に賛成したが、本当に負担なく済むのだろうか。一方で会員数は伸びない。若者に支持されない団体が作った資産のツケを誰がみるのか、次世代の意見が反映されるのか、この機にマニフェストを再読したい。
どうなる日薬会館(仮称)建設!?
2009年08月19日 (水)
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