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新型インフルエンザへの対応は

2009年12月16日 (水)

◆インフルエンザ定点報告によると、今年第49週(11月30~12月6日)の定点当たり報告数は31・82と、前週の39・63に比べ大きく減少した。しかし依然として高いレベルにあり、用心は必要だ
◆ある医師との話の中で、今回の新型インフルエンザ(H1N1)の患者を診ていると、90%程度が高校生以下の子どもたちで、成人の発症者はかなり少ないということが話題になった。しかも、家族内感染は非常に少なく、子どもたちは兄弟が発症しても感染せず、学校などでうつってくる傾向が見られるという
◆同時に、幼稚園や小学校などの子どもたちのワクチン接種のあり方が話題になった。小児科医院などでは、通常の開院日では、インフルエンザに罹っていない子どもたちも診療に来ることから、土・日などを利用し多くの子どもたちを集め、集団接種に近い形で実施している
◆しかも、これには行政はノータッチ。地元医師会などが幼稚園や小学校の親子会などに直接働きかけて、実施にこぎ着けているというのが現状のようだ。関わる医師も大変だと感じる一方、行政の対応には疑問を持つ。反省点の一つだろう。



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