「ダマリングランデパウダースプレー」
大正製薬は、殺真菌成分テルビナフィン塩酸塩配合の水虫薬「ダマリングランデ」シリーズから、エアゾールタイプの「ダマリングランデパウダースプレー」(指定第2類医薬品)を新発売した。同シリーズは、これまでクリーム・液・スプレーが揃っており、今回のパウダースプレーを加えて4剤形となり、ラインナップが充実した。
「ダマリングランデパウダースプレー」は、テルビナフィン塩酸塩に、かゆみ止め成分など3成分を配合した、エアゾールタイプの1日1回型の水虫薬。テルビナフィン塩酸塩が水虫菌(白癬菌)の細胞膜の合成経路を初期段階で阻害し、リドカインが患部のかゆみや痛みなどの不快な症状を鎮め、グリチルレチン酸が皮膚の炎症を鎮める。さらに、L‐メントールが患部に清涼感を与える。
手を汚さずに使用できるのはもちろん、同社独自のエアゾール技術により、効率よくターゲットに噴射できることも大きな特徴。薬剤が周囲に飛び散りにくく、患部に効率よく付着し、患部に付着したパウダーが有効成分をしっとりと浸透させる。初めは付着したパウダーはしっとりしているが、有効成分が浸透した後は、付着したパウダーが表面の水分を吸収して、患部をサラサラに乾燥させる。
1日1回、適量を患部に噴射塗布して使用する。税込み希望小売価格は、90g2730円。初年度販売目標は、出荷ベースで1億円とする。