薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は、一般用医薬品(第1類薬)のリスク区分の妥当性を検討する成分として、毛髪用薬の「ミノキシジル」や、水虫・たむし用薬「ラノコナゾール」など7成分を選定した。
部会では、これら2成分に加え、▽アレルギー用薬「アゼラスチン」▽代謝性医薬品「アデノシン三リン酸」▽鼻炎用内服薬「ケトチフェン」(ただし、点鼻剤を除く)▽鎮痛・消炎薬「ケトプロフェン」(ただし、貼付剤に限る)▽口内炎用薬「トリアムシノロンアセトニド」――の検討が提案された。
今後は有識者などからの意見聴取や、パブリックコメントを経て、第2類薬や第3類薬への変更が妥当かどうかについて、同部会で検討する予定。