◆年末恒例の今年最も話題となった言葉を選ぶ「2006ユーキャン新語・流行語大賞」に、「イナバウアー」と「品格」が選出された。イナバウアーは2月に開かれたトリノ五輪フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香さんの得意ポーズ、品格は藤原正彦氏のベストセラー「国家の品格」にちなんだものであることは言うまでもない
◆大賞以外の10傑には、今夏の甲子園を沸かせた早実・斉藤佑樹投手の「ハンカチ王子」、歌手・倖田來未の「エロカッコイイ」と並んで、「脳トレ」「メタボリックシンドローム」が入った
◆東北大学・川島隆太教授の監修したゲームソフト「脳トレ」が大ブームを巻き起こしたのは、中高年層で認知症予防への意識が高まっていることの表れとも考えられる。脳の活性化を図る関連商品やグッズも人気を呼んだ
◆心筋梗塞や脳梗塞のリスク低下を目的としたメタボリックシンドロームの考え方が広く認知されたことも、健康意識向上の証と言えるだろう。これら二つの言葉は、今年だけの流行語に終わらず、人々の意識に定着し疾患の予防に寄与してほしい。
新語・流行語
2006年12月22日 (金)
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