◆きょう25日は京都・北野天満宮「終い天神」の日である。毎月25日は縁日として、参拝者の多い北野天満宮だが、終い天神ではその数がさらに増える。京都の行事の締め括り、師走の恒例神事となっているためで、この日は京都のみならず、全国から参詣に訪れる
◆社頭では正月の祝箸やお屠蘇が振る舞われるほか、境内周辺には露店が所狭しと立ち並び、人の波は絶えない。露店では日常品だけでなく、しめ飾りや荒巻き鮭といった正月用品を扱う店も増えるので、境内にはどことなく、年末特有の慌ただしさがただよう
◆また、学問の神様・菅原道真公を御祭神とするだけに、この時期には受験生やその親が列をなすのも、天満宮ならではの光景だ。こうした参拝者の様々な思いと共に、2006年は間もなく終わろうとしている
◆本紙も今日で納刊。この一年間を思い起こすと、暗いニュースばかりが目立ったような気がする。それだけに迎える新年は、安倍首相が掲げる“美しい国・日本”にふさわしい出来事が続く一年であってほしい。
北野天満宮「終い天神」
2006年12月25日 (月)
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