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動脈硬化を診断できるMRI造影剤

2010年5月10日 (月)

◆わが国の死因別の1位は癌、2位が心疾患、3位は脳血管疾患の順。このうち、心疾患や脳血管疾患のほとんどは「動脈硬化」に起因しており、癌同様、動脈硬化も早期診断・早期治療が重要課題となっている
◆その動脈硬化の早期診断に大きく寄与すると考えられるのが、MRIによる診断方法だ。従来、動脈硬化の診断には、血管造影が用いられていたが、この方法は血管内の血流はよく分かるが、血管壁の動脈硬化の進行状態までは診断できなかった
◆一方、動脈硬化巣の進展、血管形成術後の血管壁の傷害の状態などを非侵襲的に観察できるMRI診断では、専用の造影剤の開発が待ち望まれていた
◆このような現況の中、村松泰明氏(東京大学薬学系研究科)らのグループは、ガドリニウムイオン(Gd3+)錯体をデザイン・合成することで、動脈硬化を診断できるMRI造影剤の開発に成功した。この造影剤を動脈硬化モデルマウスに投与したところ、MRI画像で動脈硬化巣がクリアに撮影できた。この造影剤のさらなる改良により、ヒトでの動脈硬化MRI診断が実現可能だという。今後の研究動向に注目したい。




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