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Muse細胞の利用法

2010年5月7日 (金)

◆科学技術の進歩には、目を見張るものがある。何を今さらという感じだが、先月中旬、ES細胞、iPS細胞に次ぐ第三の多能性幹細胞を発見したとの発表があった。発見したのは東北大学大学院医学系研究科の出澤真理教授らの研究グループだ
◆多能性幹細胞は、画期的な新薬や先進的医療の基盤技術として注目され、世界では激しい開発競争が続いている。特にiPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授が世界に先駆けて開発し、現在、オールジャパン体制で研究が取り組まれている
◆今回発見された多能性幹細胞は、皮膚や骨髄などの成人ヒト間葉系組織から見出された。出澤氏らはその効率的な分離・抽出方法を確立した。名称は、その性状からMuse細胞という。そもそも生体にあるため、多能性を持たせるための遺伝子導入などの特殊な操作は必要なく、癌化の危険性が極めて低いのが特徴だ
◆また一つ、日本発の画期的技術が登場したわけだが、問題はこの成果をどのように臨床につなげていくかということ。この面が日本の弱点といわれている。国として、どのような施策を行うのか。注目していきたい。




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