日本アルコンは、眼科手術補助剤「ディスコビスク1・0眼粘弾剤」(一般名:ヒアルロン酸ナトリウム/コンドロイチン硫酸エステルナトリウム配合剤)を新発売した。
眼粘弾剤は、白内障手術で用いられる眼科手術補助剤。前房空間の保持能に優れる凝集型と、角膜内皮保護能に優れる分散型に分類され、患者の病態に応じて、1剤あるいは2剤で使用される。
ディスコビスクは、凝集型と分散型の二つの特徴を併せ持つビスカスディスパーシブ型の眼粘弾剤で、白内障手術の全工程を1剤でカバーできるのが特徴。同社によると、「凝集型の眼粘弾剤1剤が投与されているケースでは、ディスコビスクで既存薬との置き換えが可能になる」(コーポレートコミュニケーション部)としている。
薬価は、1筒1万0932・30円。