アークレイは、ヤケヒョウヒダニに対するIgE抗体の有無を20分で測定できる、小型迅速検査装置「スポットケムIL SL‐4720」用の新たな専用試薬を発売した。
小児科クリニックでは従来、アレルギー検査の約9割が外注で、検査から診断まで時間を要していたが、その時間短縮になるほか、少量の血液で多項目を測定できるため、患者の負担は軽くなる。
また、針、針周辺部、本体が一体型となった、完全使い捨てタイプの採血用穿刺器具「ナチュラレットディスポ」も発売した。
問題となっている使い回しを防ぐ、より安全性の高い採血用穿刺器具として開発された。