7月下旬から始まった猛暑で、「真夏日」や「猛暑日」が連続する記録的な暑さが続き、夏物需要が一気に高まっている。白元が製造販売する保冷枕のロングセラーブランド「アイスノン」シリーズも、今夏の猛暑の影響で予想以上の売れ行きで、出荷実績は前年同期に比べ2倍となり、ここ15年間では最高を記録した。そこで同社では、今後も見込まれるだろう猛暑需要を踏まえて、緊急増産体制を整え、供給強化を図っている。
今夏の記録的猛暑の影響で、「アイスノンシリーズ」のメーカー出荷実績(金額ベース)は、7月1日~8月6日までの期間で前年同期比206・4%となり、これは94年以来で最高の出荷実績という。
こうした猛暑需要に対応すべく、同シリーズの生産工場である白元栃木工場では、8月の生産計画(数量ベース)を、当初計画に対し46・1%増に修正して、増産を開始した。同社では「今後も“気持ちよい冷たさ”をお届けするため、商品供給に全力で取り組んでいく」としている。