◆「イケメンより、笑わせるのが上手な男性の方が女性にもてる」「日常会話の中ですぐにボケとツッコミが登場して笑いを誘う」。大阪では、そうした光景がどこでも見られ、生活の一部として定着している「笑い」が、一つの文化を形成している
◆最近その「笑い」が、免疫力を高めることが、科学的に証明されつつある。大阪府では、このような流れを踏まえ、「笑いと健康」を行政課題のテーマの一つとして掲げ、「笑い」を「健康」に役立てる取り組みを推進している
◆その第一歩となるのが「笑いと健康」啓発冊子の発行で、府民に向けて笑うことの有用性をPRする内容になっている。冊子を開くと、米国「サタデー・レビュー」誌元編集長のノーマン・カズンズ氏の体験や、関節リウマチ患者の落語鑑賞による症状改善など、たくさんの事例が紹介されている。カズンズ氏は膠原病や心筋梗塞を、連日ユーモア全集を読み、喜劇映画やコメディ番組のビデオなどを見て、ポジティブな感情を持ち続けることで克服したという
◆一般市民の「笑い」と「健康」への理解・関心が深まり、健康増進につながっていくことを期待したい。
「笑い」と「健康」
2011年01月17日 (月)
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