日本ジェネリック製薬協会は1日、国内におけるジェネリック薬(GE薬)のシェア分析結果をまとめ公表した。2010年度の国内シェアは、数量ベースで20・3%と2割を突破。薬価ベースでは8・5%だった。11年度第1四半期の速報値でも、数量ベースで22・4%と、シェアは拡大傾向にある。
分析結果を詳しく見ると、数量ベースのGE薬シェアは、内用薬が20・5%、注射薬が23・2%、外用薬が16・9%と、注射薬の伸びが目立ち、全医薬品のシェアは20・3%となった。また、薬価ベースのシェアは、内用薬が8・4%、注射薬が8・0%、外用薬が10・2%と、外用薬の伸びが目立ち、全医薬品で8・5%のシェアとなった。