◆昨年、世界一に輝いたサッカークラブの監督が「日本で起こった悲劇のことを考えると、全てが些細なことに思えてしまう」とコメントをしている
◆スポーツは、人々の心に希望や勇気をもたらしてくれることもあるが、東北から東日本にかけて甚大な被害をもたらした大地震は、「こんなときにスポーツは、サッカーは必要なのか」と思わせるほど、すさまじいものだったようだ
◆プロ野球セ・パ両リーグの公式戦開幕は、4月12日に延期された。しかし、セ・リーグが早くから打ち出していた公式戦の「予定通り開幕」は、世間の目にどう映ったのだろう。「経済活動をしないと沈んだまま」という考えも分からなくないが、セ・パ両リーグの幹部に向けられる世間の目は、自ずと違ってくるだろう
◆大震災の影響で、多くの医学関連学会が3~4月に予定していた総会・学術集会の中止、延期を決める中、日本薬学会も第131年会の中止を決断した。経済的側面だけでなく、あらゆるダメージを考慮した上での決断だったと思うが、後に「あのときの判断は間違っていなかった」と思える日が来ることを願いたい。
「全てが些細なことに思えてしまう」
2011年03月28日 (月)
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