創傷治癒領域でグローバル企業のスミス・アンド・ネフューグループの日本法人、スミス・アンド・ネフューウンドマネジメント(東京港区)は、スキントラブルを予防し、様々な症例に使用できる非アルコール性皮膜剤「ノンアルコールスキンプレップスティックタイプ/ナプキンタイプ」(一般医療機器)を新発売した。
高齢化が進展する中で、皮膚の脆弱な患者も増えていることから、肌への刺激の少ない非アルコール性の皮膜剤を求めるニーズが多いという。同社では昨年秋に、尿や便失禁、消化液、傷口からの排液、摩擦による刺激等から、皮膚を保護する「ノンアルコールスキンプレップスプレー」を発売したが、今回新たに滅菌個包装タイプの製品を導入することとした。
「ノンアルコールスキンプレップスティックタイプ/ナプキンタイプ」は、長時間にわたり撥水性の皮膜を形成するので、尿や便失禁、消化液、滲出液、摩擦による刺激等から、皮膚を保護することができる。塗布すると素早く乾燥して、通気性のある無色透明な皮膜を形成し、アルコールを含んでいないため、傷んだ皮膚に塗布してもひりひりしにくい。粘着性ドレッシング材の貼付部位や、人工肛門・人工膀胱の周辺皮膚にも使用でき、テープや粘着性物質を剥がす時の皮膚の損傷を低減する。
税別標準価格は、スティックタイプ(1本3mL)が50本入り9500円、ナプキンタイプ(1枚1mL)が50枚入り5500円。
スミス・アンド・ネフューは、1856年にイギリスで創業したヘルスケア製品のグローバル企業。日本でも在宅医療における創傷ケアのニーズに応えるべく、世界の医療現場で信頼される製品の一部を、薬局・ドラッグストア店頭で販売を行っている。