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壊れた港町の病院で

2011年5月16日 (月)

◆「この橋を降りると酷いですよ」と言われた。橋を登り切った途端、目の前に広がったのは「瓦礫」。元の景色など想像のしようもない。数十分前に訪ねた石巻高校では、桜の大木が美しく咲き誇っていたのにだ
◆東京―仙台間の復旧を機に石巻入り。東日本大震災から1カ月半も経とうという時期だった。海岸に向かって進み、海岸沿いの幹線道路を北上、最も被害が大きいとされる女川町に向かった。次々目に飛び込む風景に言葉を失った。津波は街を二分した
◆高台側から女川町に足を踏み入れた。海岸まで見渡す限り瓦礫で埋め尽くされ、港近くでは鉄筋コンクリートのビルが横倒し、形をとどめた3階建てビル屋上に、壊れた自動車という「現実」に言葉を失った
◆崩壊した港町に、唯一残ったのが女川病院。周りを見れば、まさに奇跡だ。水没を免れた2階のみで診療が続けられ、他県の薬局から若手薬剤師2人が患者対応していた。余震も続き、張りつめた雰囲気。ここでも言葉なく、岐路についた。途中、瓦礫に咲く桜が妙に美しかった。




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