◆食肉の生食で数人が死亡するという食中毒の報道は記憶に新しいところだが、この食中毒の原因となった腸管出血性大腸菌以外にも、下痢や嘔吐などの体調変化だけではなく、死亡する可能性を秘めている食中毒原因物質はいくつかある。梅雨以降の夏場も、引き続き食中毒予防に向けた厳格な対処が必要なのは言うまでもない
◆農林水産省では、消費者とのコミュニケーションを深めるために、本省の北別館1階に「消費者の部屋」を設け、農林水産行政や食生活などについての情報提供を行っている。同室では消費者啓発に向けた特別展示も随時行っており、今月25~29日まで、食中毒予防と対処法に関する企画が予定されている
◆展示を担当するのは日本食品衛生協会(東京渋谷区)で、家庭や学校、職場でもすぐに実践できる正しい手洗いを“手洗いチェッカー”を使ってその場で体験できるコーナーも予定する
◆入場は無料で、気軽に立ち寄れるだけに、夏休み中の児童・生徒にとっても有意義なイベントといえるだろう。
農水省の「消費者の部屋」
2011年07月22日 (金)
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