厚生労働省は22日、日本発の革新的医薬品・医療機器の創出を目的に、世界に先駆けてヒトに初めて新規薬物・機器を投与・使用する「早期・探索的臨床試験拠点」を選定した。
41件の応募の中から選ばれたのは、▽国立がん研究センター東病院(医薬品/がん分野)▽大阪大学医学部附属病院(医薬品/脳・心血管分野)▽国立循環器病研究センター(医療機器/脳・心血管分野)▽東京大学医学部附属病院(医薬品/精神・神経分野)▽慶應義塾大学医学部(医薬品/免疫難病分野)‐‐の5カ所。
CRC等の人員確保、設備整備、非臨床試験の実施などに、1カ所当たり5億円程度を補助する。これとは別に医師主導治験の研究費も支援する。期間は今年度から5カ年を予定している。