厚生労働省の調査で、20歳以上の61・3%が民間の医療保険や介護保険に加入していることが分かった。年齢階級別の民間保険加入率は、20歳代49・6%、30歳代70・3%、40歳代77・0%、50歳代75・6%、60歳代64・1%、70歳以上36・3%となっており、30~50歳代で高かった。
加入理由は、「公的保険の自己負担を補うため」が45・3%で最も高く、次に「治りにくい病気にかかり治療が長期化することに備えて」が40・0%で高く、「入院や介護で仕事ができなくなるかもしれないから」は28・2%、「公的保険で賄えない医療や投薬を受けるかもしれないから」は26・4%だった。