◆第95代の総理大臣に民主党の野田佳彦代表が選出された。自らを“どじょう”に喩え、「泥臭く、汗をかいて政治を進めたい」と決意を示すと共に、親から言われた「政治家は命がけ」を信条にこれからの難局に挑んでいく
◆幹事長や政調会長、国会対策委員長などの党内人事を見ると、これまで混迷していた党事情を考慮してか、党内の基盤固めを目指した融和的なものとなった。まずは“泥臭い”政治の始まりと捉えたい
◆新政権には、内外共に多くの課題が横たわっているのはいうまでもない。東日本大震災被災地の復興支援、原発事故対応は、これまでの遅れを取り戻さなければならない。長引く経済低迷からの脱却や、全面ドル安による急速な円高への対応、海洋での中国の脅威……。一歩対応を間違えれば、日本の将来には暗雲が立ち込める問題ばかりだ
◆どじょうは泥臭いが、食べると案外美味い。どじょうの丸鍋、柳川、唐揚げなどは、酒の肴にはもってこいだ。新総理のもとでの政治が、まずい酒の肴にならないように願うばかりだ。
どじょうは案外美味い
2011年09月02日 (金)
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