日本新薬は5日、同社の女性MRがツイッターに「社員がハルシオンの後発医薬品を不正に使用した」という趣旨の投稿を行い、インターネット上で注目を集めた件について、社内調査結果を公表した。
調査の結果、▽2009年5月、社員有志で行った私的な宿泊付きイベントの宴席で、ある男性社員が、2人の男性社員のお酒の中にハルシオンの後発医薬品を1錠ずつ入れたことが判明した▽ツイッターの投稿では「懇意にしている薬局から入手した」とされる同剤は、不正に入手されたものではなく、社員自身の治療のために医療機関から処方されたものだった――としている。
同社は「関係者に対して適正なる処分を行うと共に、このような事態を二度と引起さないよう、対応策をしっかり検討した上で、社員へのコンプライアンス教育と意識改革のさらなる徹底を図る」としている。