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【MR支援ツール&サービス】YTL(薬ゼミトータルラーニング事業部)

2011年9月28日 (水)

顧客志向のMR育成へ‐教育研修カンファレンス実施

 製薬企業向けにMR教育研修サービスを提供する「医学アカデミー薬ゼミトータルラーニング事業部」(YTL)は、「MRの基軸教育」を事業ビジョンに掲げ、製薬企業の入社前から、MR導入研修・認定試験対策、ベテランMRまで、あらゆるステージに応じて、知識・スキル・倫理観を学べる教育体制を整備している。透明性ガイドライン制定によるコンプライアンス対応や、医師の情報収集ニーズの変化など、MRによる情報提供のあり方が問われ始める中、委託先の製薬企業と連携して、医師が行う治療をサポートできるMRの能力開発に取り組んでいる。さらに昨年からは、製薬企業向けに「MR教育研修カンファレンス」を開催し、“顧客志向のMR”を育成していくため、業界内で意見交換を行える場をつくった。YTLの事業部長補佐営業部長の柴田利久氏は、「MR教育研修カンファレンスを通じて、これからのMR教育がどうあるべきかを問題提起し、模索していきたい」と話している。

 YTLは、MR導入研修・認定試験対策として、製薬企業向けに講師派遣事業、問題集の提供、模試を行ってきた。特に導入教育研修のアウトソーシング受託では、国内で7割のシェアを占める。しかし、来年度には新カリキュラム・新研修テキストでのMR研修が実施される。いわばMR導入研修は大きな転機を迎えることになる。「薬物治療のパートナーを目指すMR」(MR認定センター)の理念を実現するには、これまでの研修手法や教材では限界がある。YTLでは、講師の知識・スキルをさらに向上させるトレーニングの実践や、新教材「MRPerfectシリーズ(仮称)」の開発・制作を進めている。医師が簡単に医療情報を収集できるようになった現在、付加価値の高い医療情報を提供できるMRを育成すべく、教育研修事業を展開している。

 MRの入り口となる導入教育にとどまらず、MR認定試験合格後の継続研修の受託も手がけている。パッケージ型の継続教育用コンテンツに加え、製薬企業のニーズに対応したカスタマイズ型のコンテンツを用意し、医学アカデミーが運営する医療機関ネットワークを活用した製品研修を提供している。自社製品を情報提供するロールプレイから一歩進め、医師が患者の治療で抱えている問題について、MRが共有して一緒に考え、処方提案を行うことを目指したものだ。

 ある研修の事例では、院内でMRが医師と患者の会話をたまたま耳にした、という状況を設定。それだけで、MRが医師の処方意図や抱えている問題を汲み取り、先回りして適切な情報提供につなげるというトレーニングだ。実際の現場を想定した製品研修であり、MRが学んできた知識・スキル・倫理が総合的に試される。自社製品を処方して効果がなかった場合には、他社製品を含めて医師に処方提案できる態度・知識が必要になる。いわゆる、顧客志向のMR育成を狙いとしている。

『MRの基軸教育』をコンセプトに、MRの様々なステージに合わせた教育サポートが特徴

※クリックで拡大

 MRの基軸教育をビジョンに掲げるYTLでは、顧客志向のMR育成に向けた教育を模索していくため、昨年から製薬企業向けに「MR教育研修カンファレンス」を行っている。昨年8月に開かれた第1回では、宮本研氏(千葉愛友会記念病院腎臓内科部長・当時)による講演とカンファレンスが行われ、医師の視点から選ばれるMRの条件について紹介された。

 このカンファレンスで宮本氏からは、▽医師のパフォーマンスを向上させるためのMRによる仕掛け▽チーム医療にMRが参画するという意識▽知識とスキルを融合した新たなMR研修が必要――などが提言された。参加者に対して、開催後に実施したアンケートでは、「医師の立場からMRがどう見られているかを知ることができた」「顧客志向のMR育成には大きな課題があり、今後深掘りしていきたい」との声があったという。柴田氏は、「YTLが行うMRの基軸教育の重要性を認識していただいた」と手ごたえを語る。

 今年10月に開かれる第2回では、第1回に参加した製薬企業の意見を踏まえて、MRが研修で学んだ内容を現場で活用し、医師への情報提供で成功した事例なども取り上げる予定。また、透明性ガイドラインの施行を受け、第1回に引き続き宮本氏が「これからの医師とMRの関係」をテーマに講演する。こうした取り組みを通じて、製薬企業各社が抱えるMR育成に向き合い、今後行う教育研修のヒントとして提示していく考えだ。

 YTLは、製薬企業からMR教育研修を受託することで、製薬企業の事業戦略をサポートするだけでなく、カンファレンスを通じて、MRだからできる情報提供を業界内に問いかける。YTLは医療に参画できるMRを一人でも多く社会に輩出していくために、多面的なアプローチでチャレンジを続ける方針だ。

YTL(薬ゼミトータルラーニング事業部)
http://www.ytl.jp/




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