大阪薬科大学の新理事長に、11日付で井上通敏氏が就任した。11日開催の理事会で、9月7日に急逝した矢内原千鶴子前理事長の後任として選出されたもの。
井上新理事長は、1962年3月大阪大学医学部を卒業し、67年3月大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)。大阪大学医学部助手を経て、87年4月に大阪大学医学部教授(阪大病院医療情報部長)となる。
96年4月には国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)院長、06年には地方独立行政法人大阪府立病院機構理事長に就任。08年6月に大阪薬科大学理事となり、今回同大学の理事長に選任された。大阪大学名誉教授、国立大阪病院名誉院長。
故矢内原氏のお別れの会
また大阪薬大は11月7日午前11時から、リーガロイヤルホテル(大阪市北区)で矢内原前理事長のお別れの会を開催する。
お別れの会委員長は井上新理事長、親族代表は長男の矢内原仁氏が務める。
なお、お別れの会には、大阪薬大の学生や一般の人たちも参列できる。