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禁煙成功率は6割‐ニコチン管理料で調査

2007年3月15日 (木)

調査結果が報告された検証部会
調査結果が報告された検証部会

 中央社会保険医療協議会の診療報酬改定結果検証部会(部会長:遠藤久夫学習院大経済学部教授)で、2006年度診療報酬改定結果検証に係る調査のうち、「ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査結果概要」(速報値)が報告された。患者調査では、禁煙指導終了3カ月後の禁煙継続者は59・0%に達し、一定の成果が見られていた。一方、禁煙指導中断者は3カ月後の継続者は14・9%にとどまっていた。また指導を途中で中止したのは7割を占めた。

 調査は06年7月1日現在で、同管理料を算定する医療機関から無作為に抽出した1000施設を対象に施設調査を実施。また、対象施設で06年607月の2カ月間の患者に対しても調査票を配布し、患者調査を実施した。施設調査の回答数は450施設で、患者調査の回答数は3808人だった。

 施設調査では、禁煙治療実施体制を聞いたところ、80.2%が通常の診療体制の中で禁煙治療しており、患者に対する1回当たりの指導時間は30040分未満が32.2%、20030分未満が28.0%で平均は24.72分だった。しかし、2回目以降では、10020分未満が65.3%と全体の3分ノ2を占め、平均時間も12.55分と1回目と比べ大きく減少していた。

 一方、患者調査では同管理料を算定した患者3808人(男性2817人、女性991人)のうち、全5回(12週)とする禁煙指導をすべて受けた人は1070人(28.1%)、1回目で中止したのは705人(18.5%)、2回目で中止656人(17.2%)、3回目で中止730人(19.2%)、4回目で中止647人(17.0%)と、途中で中止した人が全体の7割を占めた。

 指導を全て受けた人は、指導終了3カ月後の禁煙継続者は59.0%に達していた。しかし、禁煙指導を1回しか受けなかった人(705人)では、指導中断時から3カ月後の禁煙継続者は14.9%にとどまっていた。

 途中で治療を中止した患者を含めた計3808人のうちで、3カ月後の禁煙継続割合は39.9%、治療中止時もしくは5回の指導終了時に禁煙していた患者のみ(2115人)では、全体の62.7%が3カ月後も禁煙を継続し、指導回数が増えるに従って、禁煙の継続割合が増加していた。




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