◆新年早々、珍しい光景を目にした。日薬と日病薬の両会長が、仲良く並んで会見の席に姿を見せたのだ。会見の話題は国家公務員の俸給表。この問題で協力体制にあった両団体は、一定の成果が得られた喜びを分かち合い共同会見した
◆診療・調剤報酬や長期実務実習など、何かと協調することが多くなってきてはいるものの、揃って会見を開くなど初めてのこと。当然記者からは「二つの団体が一緒になる可能性はあるのか」と質問が飛んだ
◆両団体の合併問題は、これまで“オール薬剤師”を提唱する児玉日薬会長が秋波を送ってきた。それに対して堀内日病薬会長は、どちらかというとそっけない態度を取ってきたはずだ
◆しかし会見で堀内氏は「協議をして合意が得られれば」との条件付きで「一つになってもよい」と、これまでの態度を一変させたとも取れる発言をした。めでたい会見の席で、隣り合う相手に冷たい態度をとるわけにいかなかっただけなのか。真意のほどは分からないが、大きな意味を持つ一言だったのは間違いない。
日薬と日病薬が
2012年01月11日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿