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バスクリンを2月に子会社化‐入浴剤強化と日用品の充実図る アース製薬

2012年1月11日 (水)

 アース製薬は昨年12月27日、入浴剤大手のバスクリン(東京港区、古賀和則社長兼CEO)を子会社化すると発表した。バスクリン株の8割強を保有する投資ファンドのワイズパートナー(東京千代田区)から、約150億円で取得する。株式譲渡は2月29日の予定。なお、バスクリン経営陣や従業員等が保有する株式についても、取得していく方針。アースでは、主力の家庭用殺虫剤のほか日用品関連品を幅広く手がけ、入浴剤分野でも「バスロマン」「温素」「保湿入浴液ウルモア」など製品ラインナップを拡充してきた。今回のバスクリン買収により、入浴剤カテゴリーの強化をはじめ、既存製品とのシナジー効果が大きいと判断した。

 バスクリンは2006年10月、ツムラから「ツムラライフサイエンス」として分社化され、08年8月にワイズパートナー支援の下、MBO(経営陣や従業員の自社株買収による事業経営承継)により、ツムラグループから独立した。「バスクリン」「日本の名湯」シリーズ、「きき湯」「ソフレ」などの入浴剤に加え、育毛剤や洗浄剤など、天然素材を生かした家庭用品の開発・販売に注力している。

 また、MBOの実施以降、様々なコスト削減を実施すると共に、生薬由来の育毛剤を中心とする通販事業を新たな収益源として育成するなど、着実な成長を続けており、バスクリンのブランド力や製品開発力のほか、現経営陣の経営手腕を、アースでは高く評価していた。

 今回の買収に関して、アースでは「“快適な生活空間の創造に貢献する”という当社の方針に合致した会社であり、製品ラインナップ補完による入浴剤カテゴリーの強化に加え、バスクリンの通販チャネル、昨年4月に本格稼働した新工場の生産能力の活用によるシナジーは大きい」とすると共に、「夏場が本格商戦の家庭用殺虫剤と、冬場に需要が高まる入浴剤の組み合わせにより、季節性の変動を緩和することが可能になる」ことを挙げる。

 バスクリンでは、「子会社となっても、経営体制や事業内容等に大きな変更はない予定。現在、入浴剤の製造販売という共通の事業を営んでいるが、当社としての独自性を保ちながら入浴剤市場において共存共栄していくことになる。今後も“自然との共生を原点として、身体と心の環境の調和を図り、健やかで心地よい生活を提供する”を基本とする経営理念に変更はない」としている。




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