アステラス製薬は、4月1日付でトップマネジメント体制を変更し、グローバル経営体制を強化する。新たに社長直属の財務担当役員、経営戦略担当役員を置き、権限を委譲すると共に経営判断を迅速化させる。
トップマネジメント体制では、4月1日付で新設する財務担当役員(CFO)に執行役員CFO兼経営推進部長の桝田恭正氏、経営戦略担当役員に執行役員製品戦略部長の安川健司氏が就任。それぞれ6月20日付で上席執行役員に昇格し、財務担当の桝田氏が経営推進部や経理部など、経営戦略担当の安川氏が経営企画部や製品戦略部、知的財産部などを担当し、権限の委譲を図る。
その上で、各機能・地域をまたいだ主要な経営幹部の人事を審議する「グローバル人事会議」を新設し、加速するグローバル化に対応する。