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妊婦やお母さんの受動喫煙

2012年02月29日 (水)

◆日本で初めて屋内施設(民間含む)での喫煙を規制した神奈川県の受動喫煙防止条例から今年で2年が経過する。兵庫県でもさらに厳しい条例が検討されているなど、全国各地で受動喫煙対策は広がりつつある
◆しかし、このほどファイザーが発表した「妊婦・お母さんに対する受動喫煙に関するアンケート」の結果では、9割以上が「子どもと一緒にいる時にタバコの煙で不快な思いをした」と回答した
◆一方、不快な思いをした際に、喫煙者に対して「吸うのをやめてほしい」とはっきり言う人はわずか2・3%にとどまった。その場を離れる人が82・5%、言わずに我慢する人が14・1%と、遠慮や我慢をしている人がほとんどである実態が明らかになった
◆国や自治体は受動喫煙防止のための政策を進めているが、その効果を感じている妊婦・母親はまだまだ少ないということだろう。受動喫煙防止のための法規制といった、さらに厳しい政策を期待している妊婦や母親も非常に多い。そうした声は国や自治体に届いているのだろうか。



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