製薬大国インド。人口12億人の巨大市場を抱え、高い経済成長率を誇る新興国の雄だ。特に医薬品市場は生産量で世界4位と高いシェアを持ち、製薬産業は輸出が生産額の50%を占める注目産業である。インド政府は、製薬産業の輸出倍増計画を打ち出し、アジア進出に向け日本市場に熱視線を送る。昨年には、日印包括的経済連携協定(EPA)が発効し、インド製ジェネリック医薬品(GE薬)の承認手続きの迅速化も追い風となりそうだ。急成長で輸出攻勢を強めるインド製薬産業の現状を報告する。
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