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風疹・麻疹に流行の兆し

2012年06月08日 (金)

◆風疹が麻疹と同様に、昨年から海外で感染し帰国後に発症する輸入例が散見され、また地域的な流行が見られることが問題となっている。厚労省は5月25日付の事務連絡で、各都道府県や保健所設置市、特別区などの関係者に注意を喚起している
◆今年に入って報告数が多いのは兵庫県や大阪府といった近畿地方だ。全数報告が始まった2008年以降最大の患者報告数になっており、第20週(5月14~20日)時点で増加が続いている。感染した年齢としては、20代後半から40代前半といった働き盛りに多かった
◆こうした情勢を受け国立感染症研究所では今年に入り「風疹Q&A」を改訂し、予防接種の重要性を改めて訴えている
◆その中で、「子どもの時に風疹にかかったと親に言われたか」との質問に対し、「約半分は記憶違い、または風疹に似た病気にかかったという調査結果がある」と回答し、成人女性はもちろん、成人男性でも妊婦にうつす可能性があることから、記憶に頼らず、なるべく早く予防接種を受けることを勧めている。



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