私立薬科大学(薬学部)の2011年度実務実習実態調査結果がまとまった。実習経費が病院、薬局実習ともに前年度に比べ高くなる傾向にあることが分かった。なお、調査客体数は設置年度の関係で55大学。このほど都内で開かれた全国薬科大学長・学部長会議(井上圭三会長)で紹介された(表参照)
井上会長は、「実習経費の問題は日本薬剤師会、日本病院薬剤師会など関連4団体代表者会議の中心的課題として、3回会合を持った。日病薬からは38万円を33万円まで下げてもよいという意向が示されている。日薬は27万円を主張し、実習費に差をつけることは認められないとしている」とし、実習費統一は今後とも「懸案」として残されることを示した。
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