
天田氏
東京医療用品協力会は、このほど都内で2012年度(第54回)定期総会を開催し、11年度事業・決算報告を承認すると共に、今年度も東京医療用品卸商協同組合に対し、賛助金180万円を支出することを決めた。また、任期満了に伴う役員改選では、天田忠正会長(白十字)をはじめ新役員が選出された。
天田会長は、総会後の懇親会で、ここ最近各地で起きている天候被害に触れてあいさつし、「本来は梅雨の末期に起きるような集中豪雨が目につく。天気の状況が政局の混乱にも尾を引いているように思え、われわれも様々な面で心配している。しかしながら、卸とメーカーが手を携えながら、この難局に対して一生懸命に努力をすれば、打開策が見出せるのではないか。協力会の会長として、会員各位の協力をいただきながら、さらなる業界の発展に微力ながらも貢献できればと思っている」と述べた。
新役員は、天田会長のほか、副会長に松村誠一(ピジョン)、松浦由治(ピップ)の両氏、会計理事に沼田俊光氏(ユニワールド)、理事は玉川幸彦(玉川衛材)、伊藤慶暉(スマリー)、小川實(中央物産)の各氏が選出された。なお、協力会は今年度1社(井伊化学工業)が新規入会(3社が退会)したことで、合計86社となった。