日本OTC医薬品協会は、薬の基礎知識や正しい使い方などを解説した、一般向けの啓発用小冊子「セルフメディケーションハンドブック2012」(B6判、カラー40ページ)を作成した(慶應義塾大学中島恵美教授の監修)。同協会では昨年同様、約21万部を印刷し、都道府県の薬務課、各地の薬剤師会、消費生活センターをはじめ、要望のあった関係団体等への配布を行っている。
同ハンドブックは、セルフメディケーションを実践するためのOTC医薬品の正しい使い方を解説したもの。表紙は、これまでイラストを用いていたのを、今回からCGを使った人形による立体感のあるデザインを採用し、イメージ刷新を図った。内容は、OTC医薬品の分類、販売・情報提供する専門家の役割、説明書の見方のポイント、薬の効き方や服用方法などを、豊富なイラストやクイズ等も用いて分かりやすく紹介している。
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