化粧品・日用品卸、一般用医薬品卸大手のPaltac(本社大阪市)は今期、主力の卸売事業の成長に向けて「化粧品・ヘルスケアの強化」と「物流サービス機能の強化」を重点施策に掲げている。このうち医薬品カテゴリーについては、前期(2012年3月期)の売上高1187億円からの拡大を見込み、さらなる注力を図っていく考えだ。同社常務執行役員ヘルスケア営業本部長の渡辺憲治氏に、ヘルスケア領域の現況と今後の展望を聞いた。
2カ月前の6月上旬、Paltacでは初めて取引関係にある医薬品メーカーのみ94社を集めて、ヘルスケア領域への営業戦略方針の説明会を開催した。営業体制拠点として北海道から沖縄までの全国10支社を構える同社として、業界最大の1080人のマンパワーを駆使した営業展開を図っていく考えが伝えられた。
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