◆「日本企業をやめて、グローバル企業になる」。こうした事業ビジョンから、社内コミュニケーションの変革に取り組む国内企業も現れた。楽天とユニクロが進める社内公用語の英語化である。これにはやや違和感を覚えるが、世界標準を意識したユニークな取り組みは続いていくだろう
◆製薬業界でも、大手を中心に海外売上比率が5割を超えてきた。それと同時に、人材のグローバル化も叫ばれるようになり、特に英語への対応がスキルとして求められるようになった
◆武田薬品は、来年4月の新卒採用で、国内営業と工場勤務者を除き、応募資格要件に「TOEIC730点以上が望ましい」と付記した。他の製薬各社も応募要件として掲げていないものの、英語スキルの高い社員の育成に向け、取り組みを強化している
◆国内製薬準大手の人材担当は、「米国市場に本格参入して以来、求職者からの興味・関心が高まり、応募人数が増えた」と喜ぶ。TOEICの平均点数も数年前に比べて大幅に上昇したという。これも海外市場に打って出た効果か。
「日本企業をやめて、グローバル企業になる」
2012年08月20日 (月)
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