乳幼児期に感染し、低出生体重児や心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全がある場合には重症化のリスクが高いRSウイルス感染症が、第35週(8月27~今月2日)以降急増している。また、流行の立ち上がりが近年早まってきており、冬期に向けてさらに感染者が増加するものと推測されることから、国立感染症研究所等は「感染症週報」(第36週:今月3~9日)に掲載し、注意を呼びかけている。
RS感染症は年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子どもたちがRSウイルスの初感染を受けるとされている。
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