E-FASにE-Dropをセットした外観
エルクコーポレーションは、PTP直接装填次世代錠剤供給ユニット「E‐Drop」を11月から発売する。
「E‐Drop」は、PTPシートをセットし、条件を入力するだけで、分包まで行うことができる次世代の錠剤供給ユニットで、同社が薬局向けに販売している全自動分包機「E‐FAS」に接続することで、一包化作業を大幅に軽減する。
高齢者の増加に伴い、飲み忘れや誤飲防止を目的とした一包化作業が増加している。しかし、多くの薬局では一包化作業において、薬剤師が1粒ずつ指で押してPTPシートから取り出す(除包)作業が行われているのが現状で、「E‐Drop」は、除包から分包までの自動化を実現しており、一包化作業の負担を大幅に軽減させる。
主な特徴としては、[1]PTPシート2列マルチサイズ対応[2]独自技術による高い除包性能[3]液晶タッチパネルで簡単操作[4]最大12ユニット装着可能(標準6+増設6)――などがある。