厚生労働省は18日、2013年度の科学技術関連予算概算要求の概要を厚生科学審議会科学技術部会に示した。要求額は1856億1900万円で、12年度予算に比べて16・0%の増額となった。新たに医療イノベーション5カ年戦略の着実な推進に向け177億4000万円、難病・癌などの医療実用化研究経費も約2倍増の144億2300万円を要求した。
厚生労働科学研究費補助金は、東日本大震災復興特別会計計上分を含め、588億9800万円と26・7%の増額となった。そのうち、厚生科学基盤研究分野は、再生医療実用化研究経費に約2・5倍増となる15億円を計上したが、全体では80億9000万円と7・0%の減額となった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。