日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の宗像守事務総長は、3日に東京事務所で開いた定例記者会見で、日本初の生活習慣病薬のスイッチOTCとして承認された「エパデール」について、改めて「育成していくことを軸に取り組みを進めたい」と強調した。安全かつ効果的に販売していくために、日本OTC医薬品協会、日本薬剤師会と連携を図っていく考えで、12月に予定する両団体とのトップレベル会合でも「中心的な議題になると思う」との見通しを示す。
宗像氏は、「まだ検討会を通過した段階であり、申請や承認がどのようになるのか。恐らくこれまでのスイッチ化とは少し違う形の、例えば健康診断の数値に基づいて指導を行うとか、そうした部分について薬剤師が一定の教育を受けなくてはならないなど、幾つかの条件が付くのではないか」とした。
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