クラシエ薬品は、中高年のQOL向上を目指して、加齢による複数の症状を改善する「リエイジ」ブランドを立ち上げた。第1弾として、疲れやすい人や手足が冷えやすい人の加齢による目のかすみ、下肢痛、腰痛といった複数の症状を改善するOTC漢方薬「リエイジEX錠」(第2類医薬品)を新発売した。
40歳前後から始まるとされる加齢による諸症状。いわば老化現象の初期段階で、疲れやすくなるだけでなく、目のかすみや手足の冷え、排尿トラブル、腰痛など様々な症状が現れ始める。同社が50歳以上に行った調査(回答7817人)でも、7割以上の人が加齢に伴う複数の症状を同時に経験していた。
新製品の「リエイジEX錠」は、8種類の生薬(ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ末、ブシ末)が身体を温め、水分代謝や血液の流れを良くすることで、「腎虚」(じんきょ=漢方では人体の成長・発育・生殖を腎と捉え、腎の機能が低下した状態を腎虚と考える)状態を改善し、加齢による目のかすみ、下肢痛、腰痛、しびれ、かゆみ、排尿困難、むくみ等の諸症状の改善に効果を発揮する。
成人(15歳以上)1回4錠を1日3回、食前または食間に服用する。税込み希望小売価格は168錠2380円。