大手医薬品卸の2013年3月期中間決算が出揃った。適正利益の確保を目標にして取り組んできた結果、各社とも利益改善が図られているが、厳しい状況に変わりはない。自社の経営改善と流通改善の両立という難題の解決に向けて、下期も強固な意志と崩れない姿勢が求められている。各社の中間決算状況を見てみる。
効率的な流通の実現へ‐医薬卸事業は通期2兆円
メディパルHD
メディパルホールディングスの連結売上総利益は1018億円(対売上比7・31%)、販管費862億円(6・19%)、営業利益率1・12%、経常利益率1・50%だった。
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