一般販売業は“高額シフト”
薬学教育協議会がまとめた「薬系大学卒業生・大学院修了者―就職動向調査」結果から、初任給は就職先により大きく異なっていることが分かった。最も就職が多かった「薬局」のピークは「24~26万円」だった。「一般販売業(ドラッグストアなど)」は男性で「28~30万円」、女性では「30万円超」が最も多かった。病院は国公立系が「20~22万円」、私立系はやや高く「22~24万円」となった。医薬品関連企業のうち最も就職が多い「医薬情報担当者」部門では「24~26万円」が4割だが、「20~26万円」が8割を占め、幅が小さかった。
薬局の初任給は2665人(男性990人、女性1675人)から回答があった。男女ともほぼ同様の分布になっており、ピークは「24~26万円」、次いで「26~28万円」となり、「28~30万円」「30万円超」も1割程度あった。「24万円超」は男女とも8割程度を占めていた。
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