営業・経常とも二桁減益
日本製薬工業協会が東証一部に上場する会員27社の2013年3月期中間決算の概況と通期業績見込みを取りまとめた。薬価改定や主力品特許切れで国内は不調だったものの、海外が牽引し、全体の売上高は4兆3668億円で前年同期から2・1%拡大した。利益面では原価率上昇や販管費の増加などが響いて営業利益、経常利益とも二桁落とした。
売上高で増収は18社、減収は9社だった。国内では新製品や新薬創出等促進加算の対象品目が伸びた一方、平均6・0%の薬価引き下げ、後発品参入による長期収載品目の苦戦、非医薬事業の売却などにより、全体で0・5%減の2兆7483億円にとどまった。
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